高校を卒業して、30年。私の卒業した高校は、ミッション系ということでカナダ人のブラザーがカナディアン・ネイティブな発音の英語会話のコースがあった。校歌は日本語であったが、英語の歌詞で学生歌というものがあり、式の際には歌っていた。入学した頃、中学校を卒業したばかりの新入生は、中学生みたいなものだから、難関を突破して入学したこともあり、英語の歌がある学校を誇らしく思ってた。特に違和感とか、周囲からすごいと思われてるものと思ってた。
大学では、寮にはいったのだが、二年生に高校の先輩がおり、後輩ということで、同じ階になった。ただ、先輩は三浪なので高校の在学期間はかさなっていない。知らない人だった。
コンパの余興として、英語の学生かをうたわさていた。高校は、全国的に名が知れた進学校で、もっとも、鹿児島の兄弟校が有名で、とりあえず名が知れてる程度ではあった。そんな、進学校から、地方の国立大二期校に滑り止めとしてやってきたということで、おちこぼれ、とみられて、「ほら、英語の歌のうたうたってみろよ、なにすかしてんだよ」
なんてかんじで、歌わされていたのだと思う。
大学に在学中、わたしがコンパのたびに歌てるのを聞いてこの歌を知っている友人が「ユーボート」という映画を見、学生歌が歌われていたこと教えてくれた。そのとき、学生歌がオリジナルのものではなく、メロディーは、ヨーロッパの民謡とかで、歌詞だけ私の高校のことを歌っているのか?とおもっていた。私はその映画を見ていないので、そういう推測だけしていた。
思いついて、Youtubeで「It's a long way 」で検索すると、U-boat のその歌の部分のビデオがあった。確かに学生かと同じだが、It's a long way to に続く高校名が「Tipperary」となっており、題名は 「It's a long way to Tipperary」。
軍歌というわけでないが、第一次世界大戦でイギリス軍で歌われていた歌であることがわかった。
学生歌と歌詞は、ほとんど同じでつまり学生歌の方が新しいのだから、「Tipperary」という地名を高校名にした、替え歌みたいなものだ。
さらに、宮澤賢治が、この歌に訳詩を付けオペレッタで歌われたいたことを知った。多分第二次世界大戦の前ごろ、日本語の歌詞で日本でも歌われたし、案外流行って、知る人ぞ知るという歌だったのかもしれない。リンクをつけたページでは、その歌も聴けます。
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